Daily-Glue.
□15.一週間ちょっと
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気が付いたら2学期も終わって、冬休みに突入。
2学期が終わった…ってことはつまり、今の班も解散ってこと。
ってことはもう、私は日番谷や一護達とあんな風に話せないってことかな。
乱菊やルキアとは、違う班になっても話せるはずだけど、何でかな、少し寂しい、かも。
ぼんやりと、そんなことを考える私。
で、年が変わって、既に2日が経っている。それで私は11日に受験が始まる。
塾の先生に、西日本のとある県にある全寮制の難関校受験を勧められて、承諾したんだ。
…その計算で行くと、ほら、受験まで一週間ちょっと、なんだけど。
緊張感が無さすぎる自分。しかも2学期の班のことを考えるなんて。
このままじゃ、何処にも合格できないんじゃない?
…なんて、縁起でもないことまで思ってしまう。
「ああ!!もう!!!」
叫ぶなりシャーペンを上に放り投げ、私は部屋を出た。
父さんも母さんも、他の兄弟も皆祖父母宅に帰省してるから、実質私は期間限定で一人暮らし。
つまりは最低限の常識を守りさえすれば、叫ぼうが発狂しようが、構わないって話。
勉強もしたい放題だし、冷蔵庫の中のものも食べたい放題。ロクなの入ってないけど。
…でも何だか、どうしても勉強する気になれなかった。
だから私は近所のコンビニで、しばらく時間を潰すことにした。
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