はやブレ

□ありがとな。
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あたしがバカパンクらと戦った時に負った怪我が完治して数日。
何故かあたしは今こうして宮本の前に正座をしているワケで…


「なあ、いつまであたしは座ってりゃいいんだよ。」



さすがにSランカーといえど、1時間も正座させられれば足が悲鳴をあげてくる。
宮本は一言も言葉を発しねぇし。



「お〜い。宮本さ〜ん?」



いい加減何か話して欲しい。
さすがにあたしも虚しくなってくるぞ。



「………と思ってるんですか?」



「は?」



「私がどれだけ心配したと思ってるんですか?!」



「い、いきなり何なんだよ!?」



やっと話したかと思ったらいきなり逆ギレか!



「神門さんが士道さん達と戦った時に怪我してから私がどれだけ心配したと思ってるんですか!」



なんだ、あたしはてっきり知らずに宮本を怒らせたのかと思ってたが、怪我の事で心配させてたのか。

申し訳なさと嬉しさが入り混じって何か微妙な気持ちになる。

まあ心配させてたみてぇだし、少し位は安心させてやるか。
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