銀色の侍

□第4話
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〜温泉旅館[事極迄御安内]
温泉〜





沖田「…何やってんですか?
近藤さん」



近藤「う、うう…ん」




温泉に入りに来た沖田は、物凄い顔で気絶してる近藤を見つけた。



沖田「おーい、近藤さーん」



近藤「う…う?
…お妙さん、ちょっと痛いです」



沖田「………………」




沖田は無言で桶に熱湯を入れた。



沖田「とぉー」

バシャア!



近藤「Σ熱いーーーー!!!
熱、熱、熱、熱いですお妙さんー!!」



沖田「近藤さん、いつまで寝ぼけてるつもりなんですかぃ?」



近藤「…あれ総悟、何やってんだ?こんなところで」


沖田「それはこっちのセリフでさぁ、風呂入りに来たら近藤さんがえらい顔で気絶してたんでぇ」



近藤「気絶?…ああ!!
お妙さんは!?」



沖田「さあ、どれくらい気絶してたのかわからないんで、でももう上がってるんじゃないですかぃ」



近藤「上がった!?
急いで追いかけねば!
お妙さ〜ん!!」




近藤は物凄いスピードで温泉を出ていった。



沖田「ふう、さてと…」




沖田はまた無言で桶に熱湯を入れた。



沖田「あとはこれを入れて出来上がりだ(ニヤリ」

チャプ



沖田が熱湯の入った桶に入れたのは…




土方の写真が張り付けてある藁人形だった…
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