銀色の侍
□第4話
2ページ/35ページ
〜温泉旅館[事極迄御安内]
温泉〜
沖田「…何やってんですか?
近藤さん」
近藤「う、うう…ん」
温泉に入りに来た沖田は、物凄い顔で気絶してる近藤を見つけた。
沖田「おーい、近藤さーん」
近藤「う…う?
…お妙さん、ちょっと痛いです」
沖田「………………」
沖田は無言で桶に熱湯を入れた。
沖田「とぉー」
バシャア!
近藤「Σ熱いーーーー!!!
熱、熱、熱、熱いですお妙さんー!!」
沖田「近藤さん、いつまで寝ぼけてるつもりなんですかぃ?」
近藤「…あれ総悟、何やってんだ?こんなところで」
沖田「それはこっちのセリフでさぁ、風呂入りに来たら近藤さんがえらい顔で気絶してたんでぇ」
近藤「気絶?…ああ!!
お妙さんは!?」
沖田「さあ、どれくらい気絶してたのかわからないんで、でももう上がってるんじゃないですかぃ」
近藤「上がった!?
急いで追いかけねば!
お妙さ〜ん!!」
近藤は物凄いスピードで温泉を出ていった。
沖田「ふう、さてと…」
沖田はまた無言で桶に熱湯を入れた。
沖田「あとはこれを入れて出来上がりだ(ニヤリ」
チャプ
沖田が熱湯の入った桶に入れたのは…
土方の写真が張り付けてある藁人形だった…