special
□記念座談会(夜の部)
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由「…で? 後の奴らはどうしたんだよ。まだ来てねェんだろ?」
深「えぇまぁ…おそらく、わざわざ異世界から来るのでちょっと手こずってるのかもですね。色々と。」
露「異世界…国どころか世界超えちゃったよこの座談会……。」
由「もう突っ込む気力すら湧かねェな。」
―カララン―
深「あ、ほらやっと来まし、」
???1「信っじらんない、バカじゃないの!? なんでよりにもよってあのルートにしたかな、おかげで異世界への旅は超絶スリリングだったっつの!」
???2「良いじゃん別にー。生きてここまで来れたんだし。」
???1「良かないに決まってんでしょ…!?
よーし分かった、ガーネット・ソルトワージュ監査官。いますぐ表へ出ろ、今日という今日こそ刀の錆にしてくれる!」
ガーネット「へぇ、俺に傷一つ付けられない監査補佐の身分でよくもまぁそんな大口が叩けるね。(ニヤ)」
???1「そっれはアンタがわたしを傍に置きたいとかわけ分かんない理由のせいで昇進できないからでしょ!? わたしが!!
本来だったら監査官レベルくらいには成長してるっつの!!」
ガーネット「俺に傷一つ付けられないのは否定しないんだ?」
???1「つけられないのはあんただって同じでしょ、ふざけんじゃな…(はっとしてテーブル席を見)」
深・由・露「…………。」
ガーネット「わーお、人間がいっぱい。」
???1「突っ込みどころそこじゃないんじゃ…。」
深「えー…とりあえず紹介いっていいですか、そこのツガイ。」
???1「誰がツガイだ、」
深「(無視)そんなわけでお次に来たのはアンケート小説にて僅差で一位に登ることの叶わなかった[公認ストーカー]より、ガーネット・ソルトワージュ君とラピス・シュガーレストちゃんでーす。」
由「うわーやる気ゼロ。」
ラピス(以下:ラ)「…って、何これ!? なんで深山がいるの!?」
ガーネット(以下:ガ)「異世界への二泊三日の旅…誰がそんなプレゼント送って寄越したのかと思ってたけど、なるほどね。全部深山の仕組んだことだったわけか。(ため息)」
深「ピンポーン正解です! あ、ついでに強制参加の座談会がありますんで、お代はそれでお願いします。(にこやか)」
ラ「わ、わたし達の三徹返せ…!!(予定を空けるための)」
ガ「よりにもよって深山のボランティアの為に喚ばれたなんて…これじゃあなんの為にわざわざ下級悪魔の巣窟を命がけで通ったのか分からないなぁ。」
ラ「だからそれはあんたのせいでしょ!? ほんとはもっと安全な道があったのに!!」
深「あーはいはい、そんなわけで役者も揃ったことですし、サクサク座談会始めていきますよー!」
ラ「え、私たちの意見総無視!?」
深「これぞ深山クオリティ!(キリッ)」
露「(威張るところじゃねぇ…!!)」
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