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□記念座談会(昼の部)
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寒さ厳しい1月11日昼下がり、某カフェにて。
とりあえず、とばかりに出された紅茶を飲む4人の男女。
彼らは皆揃っておよそ明るいとは言えない雰囲気を醸し出していた。
―カララン―
深山(以下:深)「はい、どうもー読者の皆様!この度は10000hit&2周年記念座談会をご覧頂きありがとうございます。
座談会では初めての出演になります、作者の深山 聖月です。よろしくお願いします!
さてさて、こうして始まった座談会ですが、今回のゲストはー…あら、皆さんなんかテンション低過ぎやしませんか?(カンペひらひらさせながら)」
???1「…誰のせいだと思ってるんですか?」
???2「そりゃあこんな場所にいきなり拉致られたあげく30分も待たされたら誰だって気分急降下するよ…。」
深「あー…ま、それはやんごとなき事情があったってことで、ね?
それよりなにより、サクッと紹介いきましょう!このまま”???”表記だとかわいそうな上にややこしいので。」
???3.4「「(絶対忘れてたなこの人…。)」」
深「ではまずは、只今拍手連載として活躍している[時には甘く、時には辛く!]より、樋之本 里桜ちゃんと須網 透くんです!」
里桜(以下:里)「えっと、なんかよく分からない内に生贄にされてる感は否めないけど…とりあえず、よろしくお願いしますっ(ぺこっ)」
透(以下:透)「俺もそこまで暇じゃないんですけどね…見返りは当然用意してあるんですよね?」
深「読者様の笑顔、プライスレスってことで一つ。」
透「……。(冷たい視線)」
深「あーあー…なんでそんな可愛くないことを言うかね…一応従順な後輩設定なの分かってますか須網くん?」
透「なんで作者相手に下手に出なきゃいけないんですか。というか、社会なんて所詮ギブアンドテイクの世界ですよ。かつ利益出してなんぼの世界です。…まぁ、勿論里桜先輩は別ですけど(ニコ)」
里「あ、ありがとう…。」
深「…就活間際の人に対してなんつー言いぐさ……。一気に全てのやる気も失せるってものですね…。
さ、さて気を取り直して。
お次は今回読者様からのアンケートで惜しくも一位には登ることの叶わなかった[終わるなんていわないで]より、葵くんと雛ちゃんです!」
葵「ほんと、惜しかったんだよねー…もうちょっとで長編組の仲間入りだったんだけどなぁ。」
雛「やっぱり若さには適わなかったのかな…読者様のコメントだと『高校生のラブコメをぜひとも!』っていうのが多かったし。(首傾けながら)」
深「君たち社会人ですもんね…まぁけれどこうして救済策に出演の機会があるので!気を落とさずっ」
雛「うーん…まぁそれなら良い、のかな?」
葵「色々種明かしできないのが残念だけどね、負けちゃったものはしょうがないか。(苦笑)」
雛「そだね(ニコ) そんなわけで、精一杯座談会を盛り上げたいと思いますのでよろしくお願いします!」
里「素直なコンビだなー…良い子たちなんだね。(感心したように)」
透「…どんな手使って従順にしたんですか、作者。」
深「うん、まず君と彼らを一緒にすることが間違ってるところから気づこうか。」
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