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□スパークリング・ガール0
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卯月(以下:卯)
「……というわけで、なんと今回の企画は私達がアンケートトップだったらしいよ。
どうするよ、予想だにしてなくて混乱中なんだけど!!」



「いやぁ、それもこれも俺の存在があったからこそだな。
感謝してくれたまえ卯月君。」



「とりあえずあんたが勝因じゃないってことは良く分かったわ。」



「でも、かなり僅差だったらしいよね?  今回のアンケート。」



「そうそう!
実は後の二作は同票で、私達との差はたった一票だったんだよねぇ。」



「うお、そりゃまたギリギリだな。
まぁこうして長編組の仲間入りを果たせた訳だから結果的には良かったな。」



「……不憫な結果にしかならないと思うけどね(主に卯月が)。」



「長編組になれるのは嬉しいけどさ…あんた達のお守りが延長されたかと思うと素直に喜べない…。」



「…否定は出来ない。
ごめんね、卯月。」



「まぁその図太さで乗り切れ。」



「お前はもうちょっと陸を見習え海!!」


【それぞれ意気込みをどうぞ】



「意気込みねぇ……まぁとりあえず、この兄弟のせいで湧いて出てくるトラブルを私がばったばったとなぎ倒していく話なので、私の不憫さが少しでも伝われば嬉しいです。」



「なんてネガティブな意気込み…。」



「お前もなんか言えよ陸。」



「……進展したい。切実に。」



「?  何を?」



「卯月には内緒。」



「何それ。逆に気になるんだけど。」



「(ニヤニヤ)まぁあれだな。
俺はラブコメの“ラブ”要素が欠けないよう頑張るから、よろしくな。」



「あんたが頑張るとか、いかがわしい意味にしか聞こえないんだけど。」



「どういう意味だ。
酷いよなぁ卯月。俺はこんなにも紳士的に卯月のことを愛しちゃってるのに。(肩抱き寄せ)」



「あんたのどこが紳士的、」



「うぉう!?(唐突にきた拳をかわす)」



「卯月から離れろこの害虫。」



「愛しの兄に向かって容赦ないなぁ。
ヘタレのくせに粋がんなー?(嫌味ったらしい笑顔)」



「……コロス、」



「ははは、出来るもんならやってみなー!(卯月から離れるとそのまま逃げ出し)」



「あ、待て!(追いかけ)」



「ち、ちょっとあんた達!?    …って、もう遅いか。
あーもう、なんで私がこんな苦労をしなきゃいけないのか…。

そんなこんなで、一万打企画小説「スパークリング・ガール」開始です。
どうぞよろしくお願いします!(手振り)」





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