少年A









どくどくどくどく。彼の
教室まできたものの、ま
ったく勇気がない。ふと
横のドアを覗くとひゃひ
ゃひゃ!なんでやねんと
ツッコミを入れる彼がい
た。しかしその横をみる
とかわいらしい小さな女
の子がこれまた可愛いら
しくふて腐れてる。たし
かあの子は彼の幼なじみ
だったような…。まぁそ
んな事考えても『なにし
てるん?』振り返るとそ
こには幼なじみのすばる
くん。びっくりして、目
をパチクリさせてると、
『入れへんの?横よぼか
?』と声をかけてくれた
しかし、あたしは今たの
しそうにはなしてるきみ
君の邪魔はしたきない、
重たい女だけにはなりた
くなかったどうしても。
持って来ていた、お弁当
もなんだか渡す気になら
なかったから、『すーく
ん、よかったら食べて』
と無理矢理押し付け、す
ー君はあわあわしてたけ
ども、私は走って裏の非
常階段の上から五段目に
座った。お昼休みはあと
15分だった。自分の方
のお弁当を開けてみる。
なんだぐちゃぐちゃじゃ
ないか、まさに卵焼きと
かウインナーとかがご飯
の上にどばー。走るんじ
ゃなかったな、と苦笑い
をこぼし、蓋を閉める。
目を閉じ、さっきの光景
を思いだす、まいったな
胸苦しいやん、あたし…



『何してんの?』


声がして振り向くと、き
みくんがたっていた。び
っくりして『いや、ちょ
っと…』って言葉しかで
なかった。そしたらきみ
君は、すねたように、『
なんですばるが俺の弁当
食ってるん?』と荒々し
くいう。だってだって、
幼なじみの子にも貰って
たじゃん、口先まででか
かったが…ダメだ。言っ
ちゃったら、重たい女に
なってしまう。ダメだ…
顔をあげるときみくんは
ため息をついた。そして


『お前、溜め込まんと、
もっと言えや、言わな、
わからんやんか。なぁ、』


そのままきみ君が四段目
まで下りてきた。そして
おもいっきり引き寄せら
れた。


『俺受けとめるから、お
前の事、…好きやから』



その声がものすごく優し
くて涙がでそうになった
頭を彼の胸板に押し付け
きみ君が好き、好きや、
と呟けば、さらに力強く
抱きしめられた。




涙が零れた。










かれの言葉も心臓の音も
全て、心に響いていく
























































































お久しぶりです、
てか、このページに
来てくれてる
人っているんだろうか。

という気持ちで
いっぱいです。はて。

しばらくは
トップページに
のんびり書く予定の
予定ってゆう感じ
です(゚ω゚)

ひまやったらみて
くださーい。笑

それでは、ciao!


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