Novel
□Happy Birthday!!
2ページ/4ページ
「…しんすけまつげ長ェな」
「ぅ〜ん…」
ごろりと寝返りを打ち、反対を向いてしまった晋助にムッとした十四郎は眉間に皺を寄せ、肩を無理矢理引いてまた自分の方へ向かせてみる。
顔が見えるようになり、また髪に触れた。
「ん…とーし、ろ?」
やっと目を覚ました晋助に十四郎はパッと顔を綻ばせ、頬を撫でてやる。
*
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ