Novel
□来世の記憶
1ページ/6ページ
今は共にいられなくとも
来世ではきっと…
『来世の記憶』
ーキーンコーン…
授業の始まりを告げるチャイムが鳴った。
普通なら教室にいるべき時間だ。普通ならな。
けれど俺は今屋上にいた。こんな晴れた日に教室で面白くもない授業なんて、聞く気になれねェよ。
ポケットから煙草を取り出し、口に銜える。ライターを出そうとポケット漁るが、何故か見つからない…
忘れてきたのか、と煙草は諦め、眠ろうかと寝ころんだところで、屋上の扉が開いた。
*
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ