*poem*

□あの子
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貴方が好きです。
でも、貴方の心はあの子のもの…。


どんなに手を伸ばしても、貴方の心には届かない。


貴方にとっての一番は、あの子だから。

もっと早くに出会っていたら、私とあの人は結ばれていたかもしれない。


あの子がいなくなった今も、貴方の心にはあの子がいる。

貴方は私を見てくれている。だけど、あの子を捨てきれないまま私を愛しても、壁があって心には触れられないよ…。



それに、私を好きになって、付き合ったとしても何のメリットもないよ。



あの子を忘れてって言ってるんじゃない。私を一番にしてなんてことも言わない。せめて、あの子がいない今だけは、私を愛してほしいの。


私を貴方のものにしてほしい。


許されない恋だとしても…―


END

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