*poem*

□昔の男
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あのときわたしは、貴男に助けてほしかった。

わたしのhelpは貴男には届かなかった。だから、わたしは貴男に最後のSOSを出した。

そしたら貴男は気づいてくれた。でもそれは、私を助ける為ではなく、私を突き放す為だった…。


あれからわたしは貴男との関係を切り、独り身で生きている。だけど、貴男の名前を見ると、すごくイライラするの。


あのときのことを思い出してしまうから。楽しかった幸せな日々。それを壊したのは、わたし。だけど、苦しい、と助けを求めたわたしを突き放したのは貴男。

大嫌いよ。助けてほしかったのに…。気づいてほしかったのに…。

わたしの選んだ道は間違っていた。


でも、何を言っても貴男はもう、“昔の男”にすぎないんだ。



END

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