■鰤長夢
□第三章
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執務室に戻った一行
しかし剣八の機嫌はすこぶる悪い。。。
「隊長・・・今日は宴会がありますから我慢してください。。。」
「え、宴会があるんすか!?なんの?」
「鞍馬さんの歓迎を口実にただ馬鹿騒ぎするのさ。宴会嫌い?」
「いえいえいえ!大好きですよ酒があればなおさら。でも私のってのが申し訳ない。。。」
「ふふっ嫌いじゃなくてよかったよ。それに気にすることはない。さっき言ったとおり、歓迎ってのが口実でもともと馬鹿騒ぎがしたいんだよ」
「そうですかー。じゃぁもう昼過ぎですし。宴会の前までに書類でもかたづけるかなぁ〜
。。。。よし!隊長!」
「あン?」
「書類片付けるの手伝ってくださいね?」
「・・・なんで俺がそんなもんやらんとならねぇ」
「負けたら何でも言うこと一つ聞くって賭け忘れたんですか!男に二言はないでしょ?」
確実においつめていく紅
「グッ、、、くそっ。。。」
「はい。じゃあよろしくお願いしますこれだけ」
ニコリと微笑みながらドサッと500枚ほど剣八の前に置く
((お、、、鬼だ。))一・弓
「・・・こんなにやんのか」
「まだもっと残ってるんすよ?ほら」
「・・・。」
「じゃぁがんばってください」
−10分経過−
紅はもう50枚以上の書類を処理し終わっている
剣八は。。。。まだ3枚目
十分使えないことが紅にもわかったので
「・・・・隊長。」
「あ”?なんだ?」
「それはもういいのでこれを十番隊と四番隊に届けてきてください。ちゃんと期限切れの書類だってこともいってくださいよ」
「とどけてくりゃいいのか」
「はい。寄り道はせずに。」
剣八は方向音痴だったのをおもいだしたので一角をからかって遊んでいるやちるに話しかける
「副隊長、、「やちるって呼ぶの!」
「・・やちるちゃん、隊長が道に迷わないようについてってほしいんだけど。いいかな?」
「はーい☆了解!剣ちゃんしゅっぱつしんこーう!」
こうして剣八とやちるは執務室をでていった
「「・・・・(す、、、すげぇ。隊長と副隊長に仕事させるなんて・・・)」」 弓・一