腐へのいざない

□赤と黒の世界
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*レノ視点*



俺の職場はデスクワークと掃除。
掃除といっても普通の掃除とは全く違う。人殺しや死体調べなど汚い物の処理を示す。

俺はその掃除を何度繰り返したのだろう。

洗ってもおちない染み着いた血の匂い。
気付いてしまった。こんなに汚い俺を綺麗なお前が触れたらお前まで汚れてしまう。
どんなに願ってもその罪は消せない
だから…


「触るな。」
俺の肩を掴んだ恋人に、冷たく言い放った。そうすればあいつは離れてくれると思った。
「どうした?飯に誘おうと思ったんだけど…」
「…離せよ、と」
「レノ?」
「いいから離せ
ザックスは手をそっと離した。
「どうしたんだよ?レノ」「…他のヤツと行けよ、と」俺はポッケに手を突っ込みその場を去った。
それから俺はザックスを避けた同棲しているのから帰らなかったりした。3週間たって家でとうとうザックスと合ってしまった。ザックスはものすごい勢いで俺を壁に押し付けた。
「触るな」「嫌だ。なんで急に避けだした?」
「離せ」お前が汚れる――「答えろよ」ザックスは泣きそうな声で叫んだ
「…俺の汚れがお前に付くからだぞ、と」
「…俺も汚れてる。レノが思ってるよりソルジャーも人を殺してる」
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