短編小説

□暗い闇から
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最近はこの夢見てなかったのに…







大丈夫だと思ってたのに








「忘れられないアル…」








血の生臭い臭い







人が死ぬ時の声…顔…






殺す時の感覚







どんなに首を横に振っても消えることはない…







全身が覚えてる。






万事屋に居れば



銀ちゃん達と一緒に居れば



忘れられると思った







「………………」




ふと…自分の手を見る







この手で数えきれないほどの人を殺したんだ









紛れもない事実








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