短編小説

□特等席
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きゃっきゃとはしゃぐ声がして…

少し沈黙が続いて


「あらぁ〜神楽ちゃん可愛いわ!」


「アネゴっ!早く見せてヨ」


「待って待って…銀さ〜〜ん!入って来ていいですよ」


「あぁ〜」


入りにくいな…
しょうがね〜けど






「………………」





声が出ない。





泳ぐ目を必死に戻す。





「銀ちゃん…どぉアルか?」


どぉって…そんな首傾げて言われても…







可愛すぎるだろコノヤロー






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