Novel 1

□ブラックstory
1ページ/3ページ













むかし、むかしのことです









ある国ではいつも同じ空に太陽と月が隣にいる国がありました

















その国には太陽のお姫様と月の王子様がいました













二人はとても愛し合っていました

























でも、太陽のお姫様と月の王子様は会うことはできません











太陽のお姫様と月の王子様はお互いにお互いを苦しめていたからです



















太陽のお姫様の光で月の王子様の体は弱っていき











月の王子様の光で太陽のお姫様の体は弱くなっていきました















そして、ついに二人とも倒れてしまいました























二人はベットの中で空を見上げて思いました





















『月の王子様に会えるなら、たとえ体朽ち果てたって・・・』







『太陽の姫と会えるならば、この体がどうなろうとも・・・』

















二人の王子様とお姫様は立ちあがりました



















夕日があがり、小さな泉で王子様とお姫様が出会いました













二人は手を取りお互いに囁きました



















『私は、貴方に出会えて本当に幸せでした』

















深い口付けをし、二人は眠るように倒れました













そして、もう二度と二人が起きることはありませんでした





















二人が手を取っている姿を見て太陽の王様と月の王様はある約束をしました















『もう二度とこんなことがおきてしまわないように・・・







太陽と月は交わることを永遠に禁止にしよう』





















その日から太陽は朝を、月は夜を照らしました















































それは、悲しくて寂しい決まりごとでした


























.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ