企画部屋!
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「さぁ、沢田綱吉…これはどう責任を取って貰いましょうかねぇ…?」
「まったくだよ」
応接室のソファーに座らされた綱吉は、二人に睨まれながら寿命が縮む思いがした。
(俺のせいじゃないですからぁぁ!)
心の中で叫んでも口には出せない。
綱吉は隣で優雅にエスプレッソを飲んでいる自分の家庭教師と、気絶しているランボを大変恨めしく思った。
「しかしおもしれーことになったな。
まさか十年後と入れ替わるのではなく、
“お前ら自身”が入れ替わるとはな。」
十年バズーカは故障していたのだった。
そのため、当たった二人がなぜか入れ替わってしまい、
骸の口調で話す雲雀と雲雀の口調で話す骸という、シュールな光景が生まれていた。
「これはいつになったら元に戻るのですか、アルコバレーノ?」
「わかんねぇな」
「早く戻りたいんだけど。
こんなナッポー頭で一日を過ごすとか残酷だよ」
「…僕だってこんな小さな身長で一日を過ごすなんてごめんですね。
不便にもほどがありますよ」
「…なんだか本当に君を咬み殺したくなってきたよ」
「おや、いいのですか?これは君の体なのですよ?」
「ふん、今は関係ないよ…」
そういって雲雀は懐から武器を取り出した。