企画部屋!
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いつもどおりの、日常が続くはずだったのだ。
何故こんなことに、と綱吉は泣きたい気持ちになった。
始まりは、いつものように、綱吉が通う学校でランボがリボーンに挑んだことから起こった。
「毎回毎回懲りねーヤツだな…」
ランボが投げた手榴弾を軽々と避けながら、リボーンはあきれたように言った。
「うるさいもんね!!
ランボさんは世界一のヒットマンなんだもんね〜〜!!」
むきになるランボを見、何を思ったのか…リボーンはニヤリと笑った。
…嫌な予感しかしない。
そう思い不安になった綱吉が止めに入ろうとしたが、リボーンはくるりと向きを変え、
廊下を走っていってしまった。
当然、ランボはその後を追いかけていってしまう。
何をするつもりなんだろうか、雲雀さんに会わないといいけど、
そんなことを思いながら綱吉も後を追ったのだった。
…まさかその、会わないで欲しいと願った人物のトラブルに巻き込まれるとも知らずに。