月下の記憶 

□月下の記憶 第二夜
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「よっ、骸。」



帰宅した骸を迎えたのは、



「・・・リボーン!?」



骸の恩人でもあり、養父でもある男だった。










「・・・・・・一体何の用ですか?」



「冷てぇなあ、反抗期か?」



「人の家に無断で侵入して、
 
 お茶を啜っている貴方に言われたくはありませんね。」



「まぁまぁ、いいじゃねーか。
 
 かわいい息子に会いに来るのに理由なんているか?
 
 それより、腹が減ったぞ。」



「・・・・・・全く・・・わかりました、
 
 今から用意しますから・・・

 かわいいと思っているならこき使わないでくださいよ・・・」



「気にすんな。
 
 それが俺なりの愛だ。」



口げんかは異常に強いこの男。

何を言っても無駄だと、骸は反撃するのをあきらめた。



(・・・ぜってー覚えてねぇな、こいつ・・・)




リボーンは内心ため息をついた。




「・・・お前、今日が何の日か知ってるか?」
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