04/03の日記

09:28
樹界 世の森羅万象
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樹界 世・・・髪 
       瞳 
       武器 世界

はっじまるよ〜♪

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俺は今、迷っていた
歩いても景色は変わらない・・・ってことはない
ちゃんと変わる。・・・のだが歩いて歩いても、町は見えるのに距離が変わらない。
もう何時間歩いてるのだろうか。
そもそもなぜこんなことになったのか・・・

今日、俺は山でマフィアの密談があったはずだ。
ちょっと用事があったため、部下を先に行かせたのだ。
そのあと、俺も路地裏から人に会わないように追ったはずだ。
その途中に、部下から連絡があった。
『密談相手のマフィアが死んでいる。』・・・と。
なぜか少し、片言だったような気がする。
が、内容が衝撃だったため忘れてしまったのだ。
そして、部下と話し合った結果、俺もその現場を見るということになった。
(いつもならこんなことにはならない筈なのに)
だが、山に入ったらこのざまだ。
部下がしるしたマークは入り口にちゃんとあった
(それから続いてはいなかったのに)

そんなことを思い出しながら、原因を探しているときだった。
川の音が聞こえた。
俺は、川を下っていけば山を出られると思い、音がするほうへ歩きを進めた

すこし歩くと木が開いてき、水の音が大きく聞こえたとき、俺は見た。
白、ピンク、橙、黄、青
たくさんの小さな花がほこらしく咲いており、
この場所の空は手が届きそうなほど近く見え、
蝶はどれも優雅に飛び、
透明感のある小川は美しい音を奏でながら流れている。
俺は目を疑った。
こんなきれいなところがあったのか、と。
ここは天国なんじゃないかと。
その景色に見惚れて、俺はあるまじき事に
気を抜いてしまったのだ。
この山に入って初めて、気を抜いた。
その瞬間、

ドッ

「・・・え?」
俺の周りにある花は赤い。
おかしい、ここには赤い花はなかったはずなのに
「ガハッ・・・」
そこで気づいた。
この赤色は俺の血なのだと。
俺の血は左胸から出ていて、俺の左胸からは木・・・が
後ろを向く。
後ろを向いた先にあったのは
幼いしょうz−−−−−−−−−−−−……


「あーぁ、なんでここにきちゃうのかなぁ・・・?」
たった今死んだ男の横には幼い少女がいた。
その少女の目は大きくて丸く緑色で、
口は形がよくこぼれてしまいそうなほど潤っていて桜色をしている。
顔全体は整っていて、髪は薄い紫という不思議な色をしていて、
体は幼いながらもスタイルはよく、華奢で、肌はどこまでも白い。
その少女は、大芸術家たちが生涯をかけて作った人形のように美しかった。

そんな少女は、独り言を言っているように見えるが、周りの自然たちは、それに答えているように動いているように見える。
少女は自然が揺れて少しした後に、きょとんっという顔をしてから、純粋にうつくしく
「みんな大好き!!」
ほほえんだ。
その声にこたえるかのように、また、自然たちは揺れた。

その少女とは、樹界 世<じゅかい せい>という。
この世界を誰よりも知っていて、愛されている
人間である。

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やっべー!!連載にしたい!!
あ、世は世界や、自然やものと話せます。
それで、愛されて、なんでもしてくれます。
これは戯言シリーズですよ。
マフィアなので・・・復活と混合かな?
死んだマフィアの部下も死んでます。
あーこういうの好きだ!
自然と話せた、操れたりするの。
連載にしたい!!
楽しみすぐるww
未亜

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