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□いらっしゃい
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「お待たせしましたー!パー子でー…。」
土方の席に来て自己紹介を始める銀時だったが客が土方と分かると言葉が出なかった。
「…お前なんでいんの?チェンジだよな!ってかチェンジでお願いします!!」
「無理だ。俺がお前を指名したんだから。」
逃げようとする銀時の腕を掴み座らす。逃げられない事を確信した銀時は大人しく座りなおす。
「…で、お前はなんでいんだよ。」
「そりゃ、最近この倶楽部に銀髪の可愛い子がいるって噂だったから見に来ただけだ。まさか、本当に銀時だとは思わなかったけどな。」
そぉいいながら銀時の膝の上に手を載せる土方。
「…で?お前は何でこんな場所で働いてんだ?まさか、こうやって触らせてないだろーな。」
「ちょっ…ここはお触り禁止ですぅ。ってかここに来たんだから何か頼めよ。……今月は依頼が少なくてここでバイトしてんだよ。給料いいし。」
自分の膝に載せられた手をどけようとする。…が土方は頑としてその手をどけようとせず、しかもその手を太ももの辺りを撫で始めた。
「ちょっ…やめろよっ!」
「俺は客だぞ?そんな口の利き方はいけないんじゃないか?」
「…くっ」
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