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□久しぶり
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ある晴れた平日。万事屋は相変わらずやることは無く、新八と神楽も買い物や遊びに行ってしまっている。銀時はやる事も無くソファーで寝っころがちジャンプを読んでいた。


「あ〜、暇だな…。」


呟くも誰も返事は返って来ない。


「誰か遊びに来いよ。ってか依頼来いよ。」


ぶつぶつと呟いても都合よく誰かが来るはずも無い。


「…誰か俺にかまってくれよー。」

「じゃぁ、俺がお前をかまってやるよ。」

「…はっ!!?」


返事なんて返って来ないと思っていたのに返事が返ってきた。しかもその声はよく聞きなれた声でここにあるはずの無い声でもあった。


「…高杉?」

「ククッ、俺以外誰がいるんだよ。よぉ銀時遊びに来てやったぜ。」

「…何でこんな場所にいんの?」


高杉とは紅桜の時の戦いの時に縁を切った筈、だからこんな場所にいて良い訳が無い。銀時は起き上がり、木刀に手をかける。


「おいおい、俺は戦いに来た訳じゃないんだよ。お前に会いに来たんだよ。…会いたかったぜ銀時。」


高杉は銀時を抱きしめる。二人は所謂攘夷時代の時に付き合っていたのだ。


「…俺も会いたかったよ、晋助。」


銀時は木刀を離し抱きしめ返す。





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