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□たまんねぇ
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「ぎんときぃぃぃ!!」

「んぁ?」


長い長い午前中が終わり今は昼休み。銀時は友達とお弁当を食べていた。しかし、そこに土方は焦っている表情で銀時を呼びかけた。


「何よ?土方。そんなに焦ってさ。」

「焦るわぁぁ!お前ちょっと来い!」

「えっ?ちょっ…俺、今ご飯…!」

「後だそんなのっ!」


ご飯を食べていた銀時を土方はずるずると引きずっていった。


着いた場所は人通りの少ない廊下の隅。


「…で?何なのよ土方君は。俺今昼飯食ってたんだけど。」


急に連れて来られて銀時は不満気だった。


「それは悪かった。でも、今は昼飯食ってる場合じゃねーんだよ!」

「なんでよ?ってか今まで何処に行ってたの?」

「…お前、この前のテスト成績悪かったろ。その事で担任と話してたんだよ。…お前このままじゃ卒業危ねーんだよ!」


銀時に掴みかかる勢いで話す土方に対し銀時は、


「そうなの?確かにこの前は悪かったけど別に卒業できないほどじゃないでしょ。」


お腹空いたといいながら教室に帰ろうとするが


「ちょっ!待て!お前今までのテストも赤点取って来たろ?それなのに、この前のテストも悪かったからマジで単位落とすんだよ!」

「……まぢで?」


その、土方の言葉を聞いた銀時はやっと土方の方を向いた。


「まぢだよ。んで、担任がこの事を俺から伝えるようにって言われたんだよ。」

「まぢでか。」

流石に焦った顔をする銀時。


「ど、どーしよトシィ…。」

「今度のテストまで、頑張って勉強しかないな。」

「でも、俺勉強得意じゃないし…。」

「大丈夫だ。俺ん家で勉強すんぞ。」




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