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□お前といると…
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久しぶりに晴れた今日、
銀時はパチンコ屋に来た。


そして結果は惨敗。財布の中はすっからかんになってしまった。


「どーすんだよ。まぁた新八に怒られるじゃねーかよ。最近依頼も無かったしもぉ俺たちは生きてはいけねーな。」


万事時屋に帰れば真っ赤になっている家計簿を突きつけられ怒られるんだりーな。と思いながら帰っている。


とぼとぼ歩いていると前方には見慣れた制服の男がいた。


銀時はその男に駆け寄る。


「多串く〜ん!何か奢ってぇ!」


銀時はその男、土方の背中から飛びついた。


「多串じゃねーし、何でお前に奢んなきゃ何ねーんだよ!」

「だってぇ、今財布の中は寒い事になってんの。この俺の手がいけない手だからどんどんお金がなくなって…。」


そぉ言った銀時の右手はパチンコを回す仕草を見せる。


「そりゃ、お前がパチンコなんぞやってるのが悪い。俺は今勤務中だ。見りゃ分かんだろーが!」


そぉ言いながらも、土方に引っ付いてる銀時を剥がそうとはしない。それに気づいた銀時は、


「そんなこと言ってるのに俺に退けとは言わないんだねー。結局は銀さんに抱きつかれて嬉しいんでしょ?」


ニヤニヤしながら銀時は話す。


「……っち。」


そぉこの二人は所謂恋人同士。いくら自分に集っているって分かっていても可愛い恋人が抱きついてくれてるのは嬉しかったのだ。





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