飢兵隊

□過保護な女たらし@
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「司!!川に飛び込むぞ!!」

「うん!!」

「逃がすな!!追え!!・・・って、誰も居ねーじゃん?!俺の隊の隊士がよォオオ!!」


讖戦組2番隊+副長側近に追われる俺達。デートの途中だった。


彼女の手を取り、橋の欄干に飛び乗る。


「逃がすかっ!」


パァン!


副長側近殿の声と共に、乾いた発砲音と右肩にへの激痛。


「凛!!」

「っ!・・・大丈夫だ。息吸え!!行くぞ!!」


泣きそうな声をあげた彼女を抱き締め、俺は橋を飛び降りた。


 
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