小説

□文化祭
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そしてライブ直前

舞台裏では

「ボーカルの上に……こんな格好……///」

澪達全員がメイド服のような姿をしていた

「まあ、いいんじゃね?」

「そうだよっ!この服かわいいよーーっ!!」

「似合ってますよ澪ちゃん?」

「うぅ〜〜〜……

するとそこに

「あら、みんな似合ってるじゃない」

「「さわちゃん!!」」

唯と律が声を揃えて言った

「うんうん!作ってよかったわ〜!!」

さわ子は四人の衣装を見回しながら、腕組みをして言った

「ちょっとは恥ずかしいけど、着心地は意外といいぜ」

「私この服好きー!」

唯と律が衣服を評価するとさわ子は満足そうな顔をして

「また作ってあげるわよ。楽しみにしてなさい!」

するとそこで緞帳のブザーが鳴り響いた

「さてと、じゃあ皆頑張ってね!客席から見てるわよ」

そう言ってさわ子は舞台から降りていった

「……澪!」

「狽モぇっ

急に律が澪の名を呼んだ

「しっかりしろっ!!いつまでもうじうじすんなって!!」

「そうだよ澪ちゃん!!紫苑さんの前で成功させようよ!」

「……みんな……」

どこと無くげんなりしていた澪に激励の言葉をかける

それにより、澪の心もようやく決心がついた

「……そうだな。頑張らないとな!」

そして、素晴らしいタイミングでアナウンスがかかった

『お待たせいたしました!続いては軽音部によるバンド演奏です!』

「おっし!いくぞっ!!」

「「「狽ィおーーー!!」」」







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