IS
□IS学園
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インフィニット・ストラトス
通称「IS」
この武装兵器は現在各国が血眼になって製作に励んでいる
汎用性の高いシステムや使用者の生命保護装備の充実
性能の高い機体は、単機で軍の小隊とも互角以上に渡り合えるほどである
なお、このISは女性のみが使用可能である
女性がISを使用できることが世界中に知れている今
男が強い
といった固定概念は薄れていき、現在は女尊男卑の時代になっていた
そんな中、ある一人の少年が現れる…
「…………はあ」
俺の名前は織斑一夏
登場早々溜め息をついて申し訳ないが…………気を悪くしないでくれ
「なんでこうなっちまったのかな……」
俺は私立藍越高校に入学する予定だったんだ…
なのにマヌケにも会場を間違えてIS学園の試験場に行っちまったんだ
そこで俺は試験用のISを見つけた
そしてそれを『起動』させてしまったんだ
それからさ……
世界で初めてにして唯一
ISを起動させた『男性』となってしまった俺は、強制的にIS学園へと入学させられたわけだ…
正直…………不安だ
俺はISの事なんて何にも知らないし、知るつもりもなかった
けどまあ、こうなっちまったもんはしょうがないよな
「……行くか!IS学園」
俺は指定の制服を着込んで、学園の門を潜った
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