小説

□一変する生活
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昨夜



瀬能ナツルと三郷雫の二人は身も心も結ばれた



想いが通じ合った二人は今、一つのベッドの中で互いの温もりを感じ合いながら眠っている



そして翌日を迎える…





***************





「……ぅ……ん…」



ナツルは眠た気の目を半開きにして起床した



「…狽チて!!雫っ…!!?/////」



今の体勢は二人は全裸の上、ナツルが雫を抱きしめるような感じで、加えて雫はナツルの腕を枕にして気持ち良さそうに眠っている状態だった



「…すぅ……すぅ…」



「そうだった…////昨日、俺は雫と……/////」



ナツルは昨日の出来事を思い出して、一人赤面する



「……んぅ……ナツ、ルぅ……」



「煤\!?/////



雫は寝言を漏らした上、ナツルの身体に己の身体を甘えるように擦り寄せてくる



ナツルの心臓の鼓動は一気に高ぶった




「(かっ……可愛い…///////)」



ナツルは雫の美しい黒髪を優しく撫でる



すると雫の瞳がゆっくりと開いていく…




「……ん……ぅん……」



雫が目を覚ました事に内心焦るナツルだが、ナツルが言葉を発する前に雫が口を開いた




「……おはよう。ナツル…」



「…あ、あぁ…//おはよ…////」



「…?どうかした…?」




雫はナツルのしどろもどろした態度に不思議そうに尋ねる



「い……いやなんでも…////」



すると雫はいつもの得意な挑発的な表情になり



「さては…昨日の行為を思い出していたのかしら?」



「煤\!!/////



ナツルは目に見えて狼狽し、赤面した



「クス…いやらしいわね…」



「っ…////仕方ないだろ…////初めてだったんだし…////」



「……ええ、私もよ////」



雫はナツルの胸に顔を寄せて表情を綻ばせる



「……ナツル」



「なんだよ…?」



雫はナツルの首筋に顔を埋めた



「好き…」



「煤\ッ!!/////」



今まで見てきた雫とは掛け離れたかわいらしい仕草



そのギャップがナツルの理性にモロに突き刺さる



「〜〜〜ッ!!////」



「狽むっ!?」



ナツルはいきなり雫にキスを落とした



舌こそ絡ませないが、唇の角度を変えて啄むようなキスをする



「んふ…んはァ…////……全く…朝から欲情?///」



「お前が誘うような態度してるからだろ////」



雫の表情はトロン…とし、既にナツルの雄としての本能を覚醒させるには十分過ぎる色香を漂わせていた



「ふふ、今は抑えなさい。これから学校もあるし……貴方の激しい行為で腰が立たなくなったら大変だもの…//////」



「…い、言われなくても…////」



その後



二人は着替えを済ませて共に朝食を食べて、星鐵高校へと登校する…





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