小説
□新たな関係
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「買Wュディ!」
ユーリが叫ぶ
ドサ、とジュディスはフィエルテリア号の甲板に倒れ伏した
「相当疲れが溜まってたみたいだな……。ジュディの奴、寝ずの晩でバウルを守ってたのか…」
ひとまず、ジュディスをフィエルテリア号のベッドに寝かし、エステルが治癒術を施している
「うん……魔狩りの剣の襲撃をあったみたいだしね……」
カロルが呟く
すると、ガチャ、と扉を開けてエステルがでてきた
「傷の手当ては終わりました。ですが、かなり疲れが溜まっているみたいで、今は眠っています……」
「そうか……ありがとなエステル」
「いえ……」
するとそれまで黙っていたパティが
「ジュディ姐……すごく心細かったと思うのじゃ…、たった一人で…色んなことを背負って……」
「……………」
ユーリは、黙ってドアのノブに手を掛けた
「俺、ジュディの看病して来るわ」
そうみんなにいい残して、静かに中に入った