小説
□雪ノ下雪乃の決意
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うーむ……
ついにこの時間が来てしまったわけだが
雪ノ下『明日の5時に私の家に来て頂戴。時間厳守で』
今は午後4時
適当に身だしなみを整えて、出発準備をしていた
俺は先週、雪ノ下にお礼として家に招待を受けた
命の危機を救った礼として、家でもてなしたいとか…
まるで武士のように義理型い奴だ…
八幡「………こんなもんか」
適当に服を見繕い
適当に髪を整え
適当に完了する
うん、準備は万事適当!
適当が一番
何事も柔軟に対応できる素晴らしい考えだ
小町「お兄ちゃーーんっ!!」ドタドタ
玄関で出掛ける直前に小町が走り寄ってきた
八幡「なんだよ騒がしいぞ小町」
小町「いい!絶対雪乃さんに粗相のないようにね!好感度はホントに大事なんだから!ま、まあ、小町のお兄ちゃんに対する好感度は結構高いんだけどっ……
ふふん、今の小町的にポイント高い!!」
八幡「自分で分かっててツンデレるのは、俺的にビッチ度高いがな」
小町「まーまー、とりあえず頑張ってきてよ!今日がお兄ちゃん運命のターニングポイントになるかもしれないんだからね!」
八幡「………どうだろうな。なるようにしかならんだろ。じゃ行ってくるわ」
扉を開き、外へ踏み出す
ターニングポイントか
どんな意味でそうなるのやら……
今日の天気は快晴だ
よし○み珍しく当てやがったなやるじゃん
さぁ、いざ雪ノ下宅へ行かん!!
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