□拍手文・一生懸命作ったのに…
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「まっ…」


「An?」


「まままっ!!」


「…。」


「政宗殿ぉぉおおおおっ!!!!」


「っ!?Σ」











幸村が…俺に……?




「某…頑張ったでござる……」



「頑張った……?」




とってもご機嫌な笑顔で中が透けている綺麗な箱を勢いよく手渡してきた。








どうすればいい…


俺にこんな…




こんな趣味はない……





「某…初めてでござる……たくさんたくさん愛を込めて…」



幸村は嬉しそうに話してる…



受け取れないとは言えない。



でも…



俺は幸村を心から愛してる。


なんでも受け止める覚悟はできていたが…











sorry…幸村……






「こうゆう趣味は…ないんだ……」


「えっ…」





幸村は綺麗にラッピングされた箱を落とした。






「一生懸命…作ったのに……」




待て…今なんて…?












「今日はばれんたいんだから…初めて…本を見て……作って…」


「幸…村……」


「もう嫌いでござる…」








幸村を怒らせてしまった…



その後をすぐに追った。




でも納得できなくて…







もう一度さっきの場面を振り返ってみた。







黒いかたまり…



3個仲良く並んで入っていて…









幸村は初めて作ったと言っていた。




初めての料理…



幸村はとっても不器用…



きっとチョコを焦がしちゃったんだよな。





可愛い奴…






でもな、幸村…




あれチョコじゃなくて…


















う○こに見えたんだよぉぉおおお――――――!!!!

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