□拍手文・二人で遅刻
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どうしてこうも狂わされるのだろう。
tempoがslowだし理解力もねぇし…
絶対に近くにいたら嫌いなtype。
場合によってはいじめの対象にもなっているかもしれない。
空気は読めないわ、周りの状況も全く見てない。
いきなり変な名前(お館summer…だったか?今はwinterだ。)叫び出したり、暑苦しいの何のって…
まぁ…
それが俺のhoneyだ。
「政宗殿〜!!」
俺たちには前世の記憶がある。
前世は…
あまり言いたくねぇな。
「今日はお弁当を作ったので…一緒に……」
「それより学校サボろうぜー」
「それは駄目でござる!!」
クソ真面目なくせに…
頭は悪い。
「俺のhome来ていいからっ!!」
「駄目っ!!」
「幸村ぁー!!」
「めっ!!」
めっ……プッ…
駄目だ!!
顔が笑っちまう!!(sorry 小十郎)
「幸村は本当にcuteだ…」
他の奴だったら殴ってるところだけどな。
「政宗殿〜…苦゙じい゙…」
なんてやってるうちに学校からチャイムが聞こえてきた。
「ああぁぁっ!!!!」
「これで学校に行く必要はなくなったな♪」
「遅刻……」
家で何しようかな?
まずは幸村の大好きなケーキを食って…
こたつに入りながらorangeでも食って…
そして…
「政宗殿。こちらでござる!!」
俺のhomeでenjoy planがっっっ!!
いきなり手を捕まれて校舎の裏側に回った。
「ここを上れば校内に入れるでござるよ♪」
チャイムが鳴ると同時に校門は閉まってしまう。
こんなに低い弊があったのか…
「政宗殿からどうぞ。」
「Thank you」
俺は弊によじ登って着地した。
なのによ…
「危ないっ!!!!」
「NOーーー!!!!」
俺が着地してすぐに降りてくる馬鹿はこいつしかいねぇだろうな。
「いててててて……」
「も…申し訳ありません……」
乗っかったまま謝るな…
「とりあえず降りろ…重い……」
「重い……?」
な…なんだよ…。
急に深刻そうな顔するから…心配にもなる。
「某…重いでござろうか……」
「Han?」
何言ってやがる…
「この高さから落ちてきたら重いに決まってんだろ…」
「なら普段は…」
「普段?」
「そうでござるっ!!抱きついたり膝の上に乗ったり跨ったり某が上下に動いたりっっっ!!!!」
「なななな、唐突に何言いやがるっ//////」
だぁー!!調子狂うっ!!
だから自分も落ち着かせるために抱きしめた。
もちろん幸村を膝の上に乗せて。
「重いでござるか…?」
「んなわけないだろ。」
もう時間も気にせず抱き締め合った。
「某、政宗殿の膝の上に乗るの…大好きでござる。」
「じゃあ…いつまでも乗ってろよ。」
「はい……」
こいつは俺を狂わせる。
過去の記憶は消せはしない。
でも昔以上に幸せにする自信はある。
なのにいつも振り回されてばかりだ…
こいつは
無意識に俺を狂わせる小悪魔。
俺はこいつを愛してる。
世界で一番愛してる。