□拍手文・佐助と幸村の幸せ家族計画
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俺たちは恋人初心者です。



やっと届いた俺の想い…


ずっと一緒にいたけどこうゆう関係は初めてで…





だからその…






まだ…なんですよ。




以前やりましたけどそれは無理矢理で…


あいつのものだったから…







今はちゃんと恋人同士…




なんだけど……














「旦那ぁっ!!」


「なななななんだっ!?Σ」




ぎゅうぎゅうぎゅぅ〜





「さ…佐助?」




いつも気が済むまで抱きしめて気持ちを落ち着かせる。



ちょっと不安…




ううん。







実はすごく不安…








「佐助…?」


ぐりぐりと押しつけていた頭の動きを止め、顔をあげた。






「「あ…」」






顔が…近い……




これはやっぱり…






あれしかないよねぇ?















「ぷっ…情けない顔だな。」






ムード台無し。





あぁ〜…



俺たちは空回り。


「ご飯作ろっと…」


「今日の夕飯は何だ!?♪」



だめだ…可愛い……


動物だ…



だからついつい甘くしてしまう。






「お肉焼こうか?」


「焼くっ!!」




生姜焼きとかもいいけど…

面倒くさいから焼き肉にしちゃおうかな…






「…」


「…」


「…」





「えっと…何かな?」




じっと見られてると料理しにくいよ…




「学んでいるのだ。」


「はぃ?」





大検の勉強しすぎて狂った?














「料理…作れるように…」


「あぁ…料理……料理っ!?」



旦那が料理っ!?



なんでっ!?



普通に考えてあり得ないっしょっ!!




だって…料理っ!?


クッキングッ!?!?













サクッ








「ぎゃぁぁああああ〜〜〜!!」




奥までいったぁーーー!!





「佐助っ!!」


「これって地味に痛くて治りが遅いんだよねぇ…紙で指切った時みた…い……な…」




チュッ…










えぇ?


なななな何っ!?









チュー…


ペロペロ…





「あ……(凝固)」




ペロッ


チューチュー…






俺様の指…





舐めてる…












だめだ…



だめだだめだ…







やっちゃだめだやっちゃだめだやっちゃだめだ…(エヴ○ンゲリオン風)














「…止まったか?」


「えっ!?あっ…はいっ!!」







下半身が…



なんかもう限界…














「…不安になる。」


「へっ?」





控えめに服の裾を掴む姿が可愛かった。





「もう佐助の血は一滴も見たくない…」




あぁ〜…


泣いちゃった…






「佐…助ぇ……」



もぉ…



本当に可愛いんだから。







「大丈夫だから。ほら、止まったでしょ?」


「よかっ…た……」






色々あったからこそこの人はこんなに臆病になってしまった。




でもそんなあなたを可愛いと思ってしまう俺はおかしいですか?








「生きてるでしょ?心臓の音聞こえる?」


どうにかして安心させたかった。






















グゥ〜…






「すまぬ…腹の虫が鳴いたでござる……」





あああぁぁぁーーー!!



馬鹿っ!!


空気読めっ!!




でも可愛いっ!!








「じゃあ準備の続きしようか!!」


「おうっ!!」






いつまでもこのご主人様に俺は振り回されるのだろう。








逆らうことのできない俺様の恋人。
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