連載小説2

□フレンドシップ2
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オレは雪斗の幼なじみの一人である島岡弥生だった、俺達は両親が二人も死んだときに引越して今のこの家に二人で住むことにした、オレは仕事をしていたから一人ぐらいは養ってやれたのと、両親との思い出が沢山ある町に居たくはなかったのも理由の大半であった

「はい♪元気ですよ、日和何て元気過ぎてウザいぐらいですよ、今日だって授業中に居眠りをして先生に叱られたんですよ!?」


本当に楽しいのだろう、弥生の声は明るくて、声しか判らないが表情が浮かんでくるようだった


「そうか、二人共元気でやっているか、それは良かったな・・・」


二人はホントに元気そうだ・・・引越して来なければ雪斗も二人のように笑いながら毎日を過ごしていたろうに・・・


「斎さん、そういえば雪斗はどうしたの!?この携帯は雪斗のじゃないの?」

やっぱり聞いて来たか・・・それはそうか、雪斗に掛けたのにオレが出たんだから
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