「嫌い。でも愛してる。」プロローグ
いつになったら告えるだろうか。
貴方への想いが強すぎていつになっても告えない。
貴方はこの想い受け止めてくれる?
実を言うと、すごく・・・
怖い。
振られるのが怖いとかそういうんじゃなくて、
今でも遠い存在なのに、貴方がもっと遠くなってしまうんじゃないか。
そう思ってしまって・・・
でも、そんな不安をかき消して告ってみたけれど、
貴方の反応は私の勇気をガラスを割るかのように壊した。
それほど私の勇気は脆かった。
変わらない想い、変わらない会話。
告ったあの日の貴方の気持ちは本当は何だったの?
聞かせて。優しく耳元で囁いて。
そんな希望が出てきてしょうがない。
私は貴方を愛してるけど、今は嫌い。
「嫌い。でも愛してる。」プロローグEND