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□サイクスの苦痛
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「・・・っ」

サイクスは耐えていた。この苦痛に。

「やぁ・・・っやめっ」

手がベッドに縛られていて身動きができない

蒼い髪を振り乱しサイクスは言う。

「も・・・あっやめろぉ・・・っ」

「ふん・・・貴様は態度が悪いから躾てやっている

んだろう。何がやめろだ」

もう一人の男、ゼムナスはさらりとサイクスにい
う。

ぐちゅっぐちゅ・・・・・・ずぶ・・・っ

「あっあっうあぁ!!!」

サイクスは達してしまった。

(くそ・・・こんな奴に・・・っ)

それでもサイクスは押し寄せる快感に勝てる
はずもなく、ただ喘いでいた。

がくがくと震える両手にゼムナスは触れた。

それだけでサイクスはビクッと反応する。

「嫌といっていた割には早いな・・・
まぁ2時間もしていたんだ、無理もないな」

「ゼムナス・・・っはぁっ早くっ・・・」

「もっとしてほしいのか?」

「・・・っちが///」

「何が・・・だ?」

ぐちぐちと卑猥な音が下から聞こえる。

あぁ、これは俺が悪いのか、とサイクスは
虚ろな瞳をしていた。

それに気づいたゼムナスは
腰の動きを速めた。

「あっ!?やっあんっあっあぁ!!!」

「いい・・・か?サイクス・・・
お前は私の・・・・・・・・・・」

なんと言ったのだ・・・ゼム・・・ナ・・・

ぷつん・・・そこでサイクスの意識が途絶えた。
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