シルシ
□シルシ 11
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授業中…
「おっ田中!珍しく起きてるならこの問題答えてみろ」
と言う教師に
「えーっ先生ひでーっ!あー答えはCっす」
「…正解だ。いつもその調子で頼むぞ」
「はーい」
そして黒板の文字を写しながらふと隣の男の寝顔をチラリと見た
相変わらずな流川の居眠りっぷりに
(寝たいのはアタシもだっつうの!しかしまつ毛なげーっ。肌ツルツルだっ!今までじっくり見た事なかったけど、コイツ寝顔可愛いじゃん。あっヨダレたれてる…汚ねーな…)
など思っていたが意識を授業に戻し再び黒板の文字をノートに写す作業に集中した