シルシ
□シルシ 10
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そしてある朝…
流川はいつもの様に凛との練習をすべく公園に向かい自転車を降りると公園の外に凛が立っていた
凛が流川に気付き
｢おは！｣
と小さな声で挨拶してきた
｢…何してる？｣
公園に入ろうとしない凛に声をかけると
｢先客みてーだよ｣
とフェンスごしに公園の中を指差した
凛の言う通り誰かがゴールを使っていた
(ちぃっ。うん？あれはどあほうと確か…キャプテンの妹？)
流川がそう思っていると
｢どうやら秘密練習ってヤツ。ハルコちゃんが花道にレイアップ教えてるみてーだよ。あーっまた外してんの花道｣
と言っている凛を横目で見た