恋するあっくん奮闘記

□したじき
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※季節外れですいませんっ

「どないしたん?机にほっぺたくっつけて。どうせくっつけるんやったらあっくんのほっぺに…」

「このクソ暑いのになんであんたとくっつかなあかんねん!うーっ暑い!!」

「(暑なかったらええんやろか…ドキドキ)部活中はもっと暑いやん」

「動いてかく汗はええの!じっとしててかく汗はめっちゃ気持ち悪いやんか!!」

「言われてみればそうやね〜」

「あ゛ーっ、あんたの妙に涼し気なツラ…なんやめっちゃムカつくわ」

「褒めてくれた〜あっくん嬉しいわ〜」

「褒めてへんわい!そや土屋!この下敷きでうちを扇げ!!」

「しゃあないな〜あっくんてなんて優しいんやろ」

ペコンパコンペコン…

「だーっ!涼しない上に、その間の抜けた音がイラッてなって余計暑い!」

「えーっ人に扇がしといてそのセリフ…あっくん傷つくわ〜」

「やかましわ!!ちょい貸し」

ペコンパコンペコン…

「扇いでもうといてあれやけど…確かにイラッてなるかも…」

「やろ!てな事で土屋!明日扇風機もっといで!!」

「よっしゃ任せとき!!ってそんなん無理やん!」

「土屋!ナイスノリツッコミ!!」

「あっくん褒められたけどあんま嬉しない…こんなん関西人の基本やもんな〜」



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