もしも…
□もしも… そのいち
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朝…
流川「先輩」
越野「何だ」
流川「うぜーす」
越野「…仙道か。お前俺の言う事聞かねえで簡単に挑発にのるからだ。自業自得」
流川「………」
越野「…じっと見るな。何気にこえーんだよその目つき。あんなヤツ…無視だ無視。目を合わせたら最後だと思え」
流川「うす」
仙道「二人で何話てんのー俺も混ぜてー」
越野「…………」
流川「…………」
仙道「ちょっと目そらさないでよ二人共。なんか感じ悪いー」
越野「…流川。行くぞ。お前も遅刻したくねえだろ」
流川「うす」
仙道「えー待ってよー俺も行くー」
福田「諦めろ」
仙道「福田?」
福田「お前は野良猫に噛まれたいのか」
仙道「は?」
福田「流川は気まぐれな猫…いやライオンだ」
仙道「ライオンて猫?」
福田「…ネコ科だ…たぶん似た様なもんだろ」
仙道「なんで越野にはなついてんだろ」
植草「適度に構ってやってるからだろ」
仙道「植草?」