シルシ

□シルシ 9
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あれから数日たったある日
この数日間を凛は思い返していた

まず洋平がハルコちゃんの誤解をときにいき
(やはりママン!)
そして何故か花道はバスケ部のキャプテンと勝負になったらしい。
そのキャプテンはなんとハルコちゃんの兄だった!
(血の繋がりを感じれない!とは洋平談)
色々とあった末、なんと花道が勝ったそうだ

(くそーっ見たかった…)

凛は惜しくも用事があり帰宅していたので見れなかったのだ
その後花道はバスケ部入部の為、あの手この手を使い
(かなりセコいと言うか…)
ついに入部が認められた そんな事を思い返していると

「おめーどーすんだ?」

流川が凛の方に体を向けて話かけてきた
凛も流川に体を向け

「何を?」と聞く

「…バスケ部女子はねーぞ」

その台詞に凛は流川から少し目を反らし小さな声で

「…知ってるよ」と答えた

最早10組ではこうして二人が会話しているという事実に何か言うものは誰もいない…
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