シルシ
□シルシ 4
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ある昼休み…
凛は花道達と昼を共にすべく席を立った
7組に到着すると、花道の体をペタペタ触りまくり、一人うんうんと頷いている女の子がいた
(これはもしや…)
と思っていると
「ハイ!バスケットマンですから!」
と大声で叫ぶ花道がいた やはりあの可愛いらしい女の子
(赤木晴子ちゃんと言うそうだ。洋平が横から教えてくれた)
に惚れたに違いない
(しかし花道もあの手のタイプに弱いなぁ…)
しかもあんなに嫌ってたバスケ…確かに背は高いし、運動神経もかなりいい。見てみたいかも花道のバスケ…珍しく考えこんでいた凛だが、その後大変な目にあう事になる
花道は何を思ったのか、突然廊下で腹筋しだすわ、3年の校舎まで走り出すわで、凛達はこの昼休みのほとんどを使い果たした
途中で放っておいたが、花道を止める事にかなり疲れた
慌てて昼ご飯を食べながら洋平に
「どんまいママン!」と言うと
「余計疲れるから、黙ってメシ食え」と言われた