ガチムチ保護者と破壊神
□[第四日目] ルームシェア [傷心]
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「王子?俺さ、聞いてみたかった事があるんだけど」
「ん?何だ?」
ピッコロに具なしの焼きそばらしき物体を作った後、ベジータとカカロットは風呂を済ませる。
今夜は取り敢えず、カカロットはベジータの部屋に寝る事になったようで、ベッドに二人で横になっていた。
そんな時、カカロットが隣のベジータを見上げながら質問をする。
「王子とカヲルちゃんは、どうして一緒に住んでるの?」
「何だ今更」
「もしかして、どっちかが女なの?」
「はぁ?#」
「あ…でも二人とお風呂入った時、ちゃんとpんこあったし…」
「当たり前だ##どっちも女じゃない##」
「じゃあ何で?」
「………はぁ…思い出したくもないが、話をしないとお前は寝ないだろうからな…」
「うんうん!」
「…俺が大学四年、ピッコロが二年の時だ」
カカロットの質問に答えるように、ベジータは静かに語り出した。
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「あー…、疲れた…」
\ピンポーン/
「あ?」
\ガチャッ…/
「どちら様………Σうっ!!」
「………俺はもう死ぬしかない…」
「………………はぁあああああ゛…」