novel *Web拍手*

□この手に足りないもの
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∞#1∞



うちよせる波があの頃を思い出させる…
キキーッ

車を止めて離れ部屋に足を運ぶとふと視界の片隅に楽しそうに喋っているアスランとメイリンを見た。

あれからどれくらいの時が過ぎたのか…時間の流れは早いな…

そんな感傷に浸って扉をノックした。

「どなた??」

扉を開けると

「ミトメタクナ〜イ!!」

「うわっ!!ハロ!!」

飛び出してきたピンクのハロに驚き思わずキャッチして顔の横にずらすとそこには真っ白なドレスに身を包んだラクスが女神のように静かに、優しく、そして幸せそうに微んでいた。


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