novel *季節*

□君と一緒に歩く未来
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カガ (ついにこの日が来たのか…)

私は鏡を見ながら自分の姿を見ていた。

思い返せば数年前にも私は同じ鏡の前に立った。

あの時は私の人生は終わったと思った。
あの時私は、

きっとこれからは楽しい気持ちも嬉しい気持ちもわからなくなるんだろうな。

お父様から託されたオーブという国。

それが私の全てだった。

オーブを守れればそれでいいと…私は幸せだと…それが私の幸せなんだと言い聞かせていた。



でもアスランのいない世界で私は今度こそ本当に




ひとりぼっちだ…。







鏡の前に立ち、昔を思い出していると

コンコン

カガ 「誰だ??」

キラ 「僕だよ。準備はいい??みんな待ってるよ。」

カガ 「ああ。」

私は鏡の前に立ち私自身に誓った。


カガ 「今度は大丈夫だ。だから見守ってくれ。」

キラ 「カガリ??」

カガ 「今行く。」

部屋を出る前に後ろを振り向いた。

鏡はただ静かにそこにたっていた。



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