novel *季節*

□for you
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ラク 「困りましたわ〜。」

ハロ 「ハロ、元気!!オマエモナ!!」

ため息をつきながらハロと遊ぶラクス。

彼女はある悩みを抱えていた。

ラク 「失敗しましたわ。ピンクちゃんに盗聴器ではなくコックさんの機能をつけてもらえばよかったですわ。」

ダコスタ 「ラクス様…ιさりげなく怖い事を言わないで下さい…ι」

ラクスに書類を持ってきたダコスタはタイミング悪い時に来てしまったと嫌な予感を覚えながらも好奇心にかられ、つい質問をしてしまった。

絶対にしてはいけない質問を…。


ダコスタ 「何をされてたんですか??」

途端にラクスの顔は明るくなり、

ラク 「私に教えて下さいません??」

ダコスタ 「はぃ??」

話しが見えないダコスタは妙なトーンで返事をしてしまった。

そんな彼にかまわずラクスは話しを続ける。

ラク 「私…困ってしまいまして…。なかなか上手に出来ませんの。」

ダコスタ 「ぇっと…あの〜何が…でしょうか??」

未だに話しがみえないダコスタは恐る恐る聞いてみた。

繰り返すが嫌な予感を覚えつつ…。

ラク 「チョコレートですわ。」

にっこり笑ってラクスはダコスタに今自分が作ったチョコを差し出す。


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