novel *季節*
□明日への一歩
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カガ 「はぁ〜。」
ミリィ 「どうしたの??ため息なんかついちゃって。」
カガ 「ぅわぁっΣ!!!ってミリィか。」
ミリィ 「って…なんで驚くの??って…」
カガ 「なっなんだよっ///こっこれは…その…///」
ミリィ 「アスランに??」
カガ 「…渡すハズ…だったんだが…もういいんだ。」
ミリィ 「もういいって??まだ渡してないみたいだけど??」
カガ 「いや…。とにかくもういいんだ。そうだ…ミリィ貰ってくれないか??」
ミリィ 「い・や・よ☆そういう気持ちのこもったモノは本人に渡してあげなさい。彼、待ってるわよ。」
カガ 「いや…きっと必要ないさ。」
ミリィ 「カガリ??」
カガ 「なんでもない。すまなかったな。」
ミリィと別れて私は執務室へと急いだ。
そうさ。もう必要ないんだ。
私も、このチョコも。
アスランにはー。
だって私は見てしまったんだから。
アスランが嬉しそうに微笑みながら彼女、メイリンと話しているのを…。
彼女は大事そうに綺麗にラッピングされたチョコを胸に抱いていたんだから…。
だから…もう…。
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