novel *季節*

□聖夜はあなたと☆
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アス 「クリスマス!?もうそんな時期なのか…。」

ヨウラン 「もうそんな時期って…ι相変わらず余裕だな…アスランι」

友人の言葉に意味がわからず眉をしかめた。

アス 「何が余裕なんだ??」

ウ゛ィーノ 「クリスマスなのに誰と過ごすか考えなくていいってことだよι確かにアスランならよりどりみどりだもんなぁ…ιあ〜俺もそんな心配しないで余裕にしてみたいぜ!!」

余裕なんかあるわけない。

ヨウラン 「お前じゃ無理だってι」

ウ゛ィーノ 「で、アスランは今年は誰と過ごすんだ??」

過ごしたい相手はいるが…

ヨウラン 「去年はミーアで一昨年はルナマリアだったよなぁ…」

アス 「あれは向こうが勝手に…」

そう。勝手に人の家に押しかけてきたから追い返したんだがヨウランは信じない。

ヨウラン 「はいはいっと…で??今年は??」
どうも誤解されてるようなので正直に話すと

アス 「いないよι」

ウ゛ィーノ 「ぇ!?アスラン・ザラともあろう人が??」

まるで俺が女ったらしみたいな言い方だな。

アス 「なんだよιそれは…ιほんとにいないんだ…てゆうか過ごしたくないんだ…」

そう。彼女以外とは過ごしたいなんて思わない。


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