novel *季節*

□君がいない部屋
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ふと手元の時計をみると夜11時を過ぎていた。

昔は隣にいた彼女が疲れて眠っていないか…仕事は順調かと一生懸命デスクに向かう彼女…カガリの横顔をチラリと盗み見たものだ。

するとカガリは決まって俺の心配をしたものだ。

「私は大丈夫だからアスランはもう寝ろ。体がもたないぞ??」

そんな彼女の気遣いが嬉しくて、何か俺にもできないかと

「それはカガリだって同じだろ??コーヒー持ってきてやる。」

これが毎日の会話だった…。



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