novel *季節*
□アスランのクリスマス
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僕、キラ・ヤマトは慌てていた。
パタパタパタパタ
廊下を走り、目指す教室を見つけるなり扉を開いた。
ガラっ
キラ 「ラクス!!」
ラクス 「キラ??どうなさいましたの??」
彼女はラクス・クライン。僕の彼女だ。
キラ 「ラクス!!お願いだよ!!お願いだからカガリと一緒にアスランの家に行ってもらえない??」
ラクス 「まさか…アスラン…」
キラ 「そうなんだよ!!カガリを家に呼ぶって僕に…」
ラクス 「カガリさんが危ないですわね…」
カガリは僕の双子の姉。(本人談)ちなみに僕は姉ではなく可愛い妹だと思ってる。
キラ 「うん。最近はいつも僕ら4人での行動が多くてカガリと2人になれないって下級生のニコルに愚痴ってるのをディアッカが聞いたって言うし、カガリが今日はアスランの家に寄るって言ってたから間違いないよ!!ラクスどうしよう〜…」
ラクス 「まかせて下さいな!!キラ!!私がカガリさんには指一本触れさせませんから!!」
ラクスはカガリの親友でカガリが大好きだ。
心強い見方を得たようで僕は嬉しくなり
キラ 「ラクス!!」
ラクス 「キラ!!」
2人で見つめあい無言で誓い合うと…
カガリ 「いた!!キラ!!」